DMシステム2の組み込みライセンス
DMシステム2を組み込んでMSX向けデジタルコンテンツを開発・配布することができます。販売価格の有料・無料を問わず、ライセンス料は無料です。DMシステム2を自ソフトへ組み込んで配布したい方は、以下の組み込みライセンスの条件に準じてください。よろしくお願いします。
1. プログラムは改変しないこと
当サイトの ダウンロードページ にて配布するDMシステム2のシステムプログラム及びインストールプログラムは以下の3ファイルで構成されています。
AUTOEXEC.BAS または DISKINST.BAS インストーラ(BASIC)
DISKINST.BIN インストーラ(マシン語:BF00h~)
DS2INST .DAT DMシステム2 本体
このうち DISKINST.BIN および DS2INST.DAT はそのまま改変せずに利用してください。この2ファイルのプログラムを改造した形で組み込むことは禁じます。
AUTOEXEC.BAS または DISKINST.BAS は自身のプログラムへRUNするために書き換えて使用してください。
ROMカートリッジ化のような「DOS用のファイルから何からのバイナリデータへの変換作業」についてはプログラムの改造行為に含みません。
AUTOEXEC.BAS のカスタマイズ
版のミニマムインストーラ AUTOEXEC.BAS は以下のようになっています。必要に応じて書き換えて使用してください。
1 'DM-SYSTEM2 - small installer (C) Gigamix 1996,2022,2023
2 COLOR 15,0,0:SCREEN 0:WIDTH 40:PRINT "DM-SYSTEM2 is installing now...";
3 POKE &HFBB0,1:POKE &HF3B9,PEEK(&HFC4A):POKE &HF3BA,PEEK(&HFC4B)
4 IF PEEK(&H2D)=0 THEN POKE &HFFF7,PEEK(&HFCC1)
5 IF PEEK(&HFCC1)=PEEK(&HF341) THEN PRINT "aborted":PRINT "This program requires over 64kB RAM":END
6 CLEAR 200,&H8800:BLOAD "diskinst.bin",R:_SYSON
7 CLEAR 200,BASE(3):PRINT "done."
8 RUN "autoexec.ds2"
- 1行目
- コメントのみです。消去していただいて構いません。
- 2行目
- インストールの開始を画面で通知しています。消去していただいて構いません。
- 3行目
- ①ワークエリア ENSTOP(FBB0h)に1を書いて、ウォームスタートを有効にしています。不要であれば消去していただいて構いません。
②ワークエリア HIMEM(FC4Ah・FC4Bh)の内容を未使用のBASE関数#3(F3B9h・F3BAh)へコピーしています。これは後の処理で使用しますので消去しないでください。 - 4行目
- インストール対象がMSX1の際にワークエリア EXPTBL(FCC1h)の値をFFF7h(MSX1では未使用のメインROMスロットアドレス)へコピーしています。
MSX2以降との互換性維持のために追加した処理ですが、MSX1を動作非対応にする場合はこのタイミングで何らかの警告通知を行ってフリーズ(プログラム実行の停止)処理を行ってください。 - 5行目
- メインRAMの容量が64KB以上か否かの判定をしています。MSX1かつRAM容量64KB未満の機種ではDMシステム2をインストールできません。
RAM容量64KB未満の機種に対してはこのタイミングで何らかの警告通知を行ってフリーズ処理を行ってください。MSX1そのものを動作非対応にする場合のフリーズ処理が既に書かれている場合はこの行は消去していただいて構いません。 - 6行目
- DMシステム2をインストールしています。消去しないでください。
- 7行目
- DMシステム2のインストール完了後にHIMEMをインストール前の状態に戻しています。インストール完了の画面通知は不要ですが、CLEAR命令の処理は消去しないでください。
- 8行目
- 次のプログラムへ移動しています。この行以降は自由に書き換えていただいて構いません。
2. ライセンスの表記をすること
デジタルコンテンツ内のクレジット表記やオンラインヘルプ、Webサイト、マニュアル、パッケージ等に以下のようなライセンス表記のテキストを1ヵ所以上明示してください。
DM-SYSTEM2 Ⓒ Gigamix または DM-SYSTEM2 (C) Gigamix
BGMドライバにMGSDRVを採用している場合、DMシステム2に加えMGSDRVのライセンスにも準じてください。詳しくはMGSDRVのページをご覧ください。
MGSDRV Ⓒ Ain./Gigamix または MGSDRV (C) Ain./Gigamix
なお、当クラブへ事前にご連絡いただけるのであれば、技術情報の提供やプロモーション等に協力させていただきますので、ぜひお待ちしております。:-)
3. ライセンスの料金はありません
ライセンス料金は無料です。当クラブは料金を設定していません。
なお、万がいち当クラブが何らかの代金がいただけるのであれば、サーバ維持費用等に有り難く利用させていただきますので、ぜひお待ちしております。:-)